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《 2019.3.25 》

外国人受け入れ拡大、介護の独自試験の概要公表 来月からマニラで開始


公表されたサンプル問題の1つだ。

 

 れいだい1
 
__のことばと だいたい おなじ いみのものは どれですか。
 
いちばん いいものを 1・2・3・4から ひとつ えらんで ください。
 
加藤(かとう)さんは、車椅子(くるまいす)を使(つか)っています。
 
1. 食(た)べるために使(つか)う道具(どうぐ)
 
2. 移動(いどう)するために使(つか)う道具(どうぐ)
 
3. 入浴(にゅうよく)するために使(つか)う道具(どうぐ)
 
4. 音(おと)を聞(き)くために使(つか)う道具(どうぐ)

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4月から新たに創設される在留資格「特定技能」に基づく外国人の受け入れに向けて、厚生労働省は介護分野の独自試験の概要を公表した。
 
介護分野における新たな外国人材の受入れについて
 
4月13日から、まずはフィリピンのマニラでスタートさせる。日本語試験は15問のみ。技能試験は45問で、それぞれ全てパソコン上で正答を選択肢から見つける方式(CBT方式)で行う。手数料はいずれも1000円程度。合否は試験後1ヵ月を目処にメールで伝えるという。
 

 日本語、3カテゴリ5問ずつ

 

外国人が介護の「特定技能」のビザを得るには、全部で3種類の試験をクリアしなければいけない。共通の「日本語基礎テスト」or「日本語能力試験(N4以上)」に加え、独自の「介護日本語評価試験」と「介護技能評価試験」でレベルを確かめる仕組みとなっている。今回、概要が明らかにされたのは独自試験の2つ。
 
「介護日本語評価試験」は、現場で頻繁に使われる重要な言葉を理解しているかチェックするもの。上記のサンプル問題が一例だ。「介護のことば」「介護の会話・声かけ」「介護の文書」という3カテゴリで5問ずつ出題するという。
 
介護日本語評価試験:サンプル問題
 
「介護技能評価試験」は現地語で実施される。これもCBT方式で実技はなく、「介護の基本」「こころとからだのしくみ」「生活支援技術」などを問うとされている。複数のサンプル問題が提示された。
 

 例題1
 
左片麻痺がある人の上衣の着脱介助に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
 
1. ボタンのある服は避ける
 
2. 着るときは、左腕を先にとおす
 
3. 脱ぐときは、左腕から先に脱ぐ
 
4. 全介助する

 
介護技能評価試験
 

 初日から配置基準の算定可能

 

政府は準備が整い次第、試験の開催国をベトナムやインドネシア、中国、ミャンマーなどにも広げていく方針。特に大きな問題が生じずこのままいけば、今年夏にも「特定技能」のビザで介護の現場に入る外国人が誕生しそうだ。
 
厚労省は働き始めたその日から、施設などの人員配置基準に算定できるようにすることを決めた。ただ最初の半年間に限り、日本人の職員とチームを組んでサービスにあたるよう求めていく考えだ。