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《 2019.3.20 》

主任ケアマネ研修の受講費、都道府県間の格差は最大4.1万円


《 厚労省の政策説明会 19日 》

2017年度の時点で主任ケアマネジャー研修の受講費の全国平均額は4万3690円。

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厚生労働省は19日、都道府県や指定都市などの担当者を集めて開催した政策説明会でそんなデータを公表した。前年度(4万2840円)より850円高くなっている。
 
都道府県間の格差が大きい状況に変化はない。最高は6万2000円の広島県、最低は2万996円の秋田県。その格差は4万1004円となっている。
 

「eラーニングの活用も」

 

厚労省はこの日、居宅介護支援の管理者を主任ケアマネに限定する運営基準の厳格化(*)を念頭に、研修が受けやすくなるように工夫して欲しいと自治体に要請した。
 
* 完全実施は2021年度からの予定。現在は3年間の経過期間の1年目。
 
介護の基盤を整備していく目的で都道府県ごとに設けている基金を紹介し、「主任ケアマネ研修の経費にも充てられる」と改めて解説。受講費の軽減を検討していくよう呼びかけた。
 
加えて、研修の開催日程や開催期間、定員などを設定するプロセスで、現任のケアマネが選択的に受講できるよう配慮すべきと指導。「研修の一部、あるいは全部を通信学習で実施することも可能」とeラーニングの活用も勧めた。
 
厚労省の最新の調査結果によると、管理者が主任ケアマネの資格を既に持っている居宅の割合は、昨年10月の時点で51.2%。「まだ持っていない」は依然として43.7%にのぼっており、一部では「主任ケアマネを確保できない事業所も出る」との懸念の声もあがっている。
 

 実務研修、約4千円増

 

厚労省はこの日の政策説明会で、ケアマネの各種法定研修の受講費を一覧表で提示した。最新の2017年度のデータ。全ての都道府県について資料代も含めた金額が確認できる。
 
ケアマネ法定研修受講費一覧表
 
主要な法定研修の全国平均額は以下の通り。