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Technology

《 2019.1.7 》

AIでケアプラン、どう作る? シーディーアイの「MAIA」ハンズオン


《 MAIA 》

人工知能(AI)によるソリューションへの関心が高まるなか、ケアマネジメントをサポートするAIとして初めて登場した「MAIA」。今年10月から既にサービスの提供が始まっており、各地で操作体験会も開催されている。
 
どのようにケアプランを作り上げていくのか、その手順をスクリーンショットとともに紹介していく。

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 まずログインから

 

「MAIA」はブラウザで操作するクラウドサービスだ。専用ページにアクセスし、契約の際に発行されるID・パスワードでログインして使う。アカウントはケアマネ1人につき1つ。

《 ログイン画面 》

トップは利用者管理画面

 

最初に入るのが利用者一覧。担当している利用者を管理するトップページだ。登録できるのは最大50人まで。新規にケアプランを作る場合、「+新しい利用者の登録」からスタートする。

《 利用者管理画面 》

基本情報の入力

 

まず利用者の基本情報、生活に関する情報の入力が求められる。年齢や性別、要介護度、認定日、住まいの環境などを順に埋めていく。必須項目とそうでないものがある。多くの項目を入力した方がプランの精度が上がりやすいものの、日々の事務負担に配慮して任意項目が作られた。

《 基本情報入力画面 》

目標の設定

 

次は目指す生活、目標の設定。AIが役に立たず、人間が主体的に関わるべき非常に繊細なプロセスの1つ、とシーディーアイが位置づけている領域だ。ここに書き込む内容は、本人や家族と話し合いを重ねてその思いや希望、生活環境などを十分に理解した担当のケアマネが、自らの専門性を発揮しつつあらゆる要素を勘案して決めていく。「生活全般の解決すべき課題」などは、プランの第2表に反映される。

《 目標設定画面 》

状態像の入力

 

利用者の具体的な状態像も入力していく。中身は要介護認定調査の項目+αで構成されている。ここにも必須項目と任意項目がある。全て埋めるとAIの精度が上がりやすい。このページを終えると、プランのタタキ台が3パターン示される。

《 状態の入力画面 》

プランのタタキ台

 

プランのタタキ台が作成される。サービスの種類、加算内容、その組み合わせ、頻度などが提案される。「MAIA」が最も重視するのは自立支援の視点。その人の状態の改善につながりやすい、と考えられるプランを組んで出してくる。ケアマネはこれをベースとし、他の様々な要素を勘案して中身の修正を行う。

《 作成されたプランのタタキ台 》

将来予測を踏まえつつ…

 

そのプランを採用すると1年後に利用者の状態はどう変化するのか? プランのタタキ台ができると、そうした将来予測を示すレーダーチャートが作られる。棒グラフでの表示もある。ケアマネがプランを改めれば、レーダーチャートなどにすぐ反映される仕組みだ。プランを修正、将来予測の変化をチェック、それを踏まえてまたプランを修正…。この繰り返しで中身をブラッシュアップしていく。複数のプランとそれぞれの将来予測を本人・家族と共有し、より良いアプローチについて話し合うことも可能。シーディーアイはこの手法を「未来選択型ケアマネジメント」と呼ぶ。

《 将来予測のレーダーチャート 》

シーディーアイは「MAIA」を、「優秀な秘書や後輩のような存在」「自立支援を一緒に考えるパートナー」などと説明している。「使えば使うほど成長する」と売り込んでおり、今後どこまで支持を得られるかが焦点だ。操作体験会は来年も開かれる予定。日程は公式サイトで確認できる。
 
 
* 1月7日 8時21分に記事の一部を削除しました。これは削除後の記事です。